Q 厄年とはなんですか?
A
人間の一生のうち厄災に遭遇するおそれが高い年齢を言います。
医学の発達した今日でもなお、忌み慎まなければならない年頃として一般に根強く意識されています。
Q 前厄、本厄、後厄とはなんですか?
A
数え年で男性の25・42・61歳、女性の19・33・61歳を『本厄』。
本厄の前の年を『前厄』、後の年を『後厄』と称します。
特に男性の42歳、女性の33歳は昔から大厄の年にあたりますので、厄除けの護摩祈祷をされ本尊聖観世音菩薩より御加護を賜り大過なくお過ごし下さい。
また、本厄の前後も厄除けの祈願をされ充分気を付けなければいけません。
Q 数え年とはなんですか?
A
仏教では、胎内に宿ったときから年齢を数えますので、満年齢に1を足した数字が数え年になります。
Q 厄年になったらどんな事に注意をすべきですか?
A
先ず、自分が厄に遭いやすい年回りだと自覚を持ってお過ごし下さい。普段なら無理をしてしまうことも慎まれた方がよいでしょう。
Q 放生寺で厄払いは行っていますか?
A
節分会(星祭り祈祷)の際に修験僧による厄払いを行っております。大厄の前後三年は厄除け祈願をされ厄払いを受け、ご自身が慎んでお過ごしになられることをお薦めします。
Q 厄年の本人がお参りに行けないのですが
A
ご代理の方でも結構ですが、お受けになられましたお札はご本人様にお渡し下さい。郵送も受け付けております。
Q お礼参りとはなんですか?
A
我々の暮らしの中でも、人にお願いに上がった後は必ずお礼をするのが通例であります。どのようなご祈願でも成就することが出来ましたら、必ず當山ご本尊にお参りをされ、お札をお返しのうえ感謝をこめて合掌礼拝されて下さい。