【西国三十三観音巡礼】第一回 前編 後編 【西国三十三観音巡礼】第二回 前編 後編 【西国三十三観音巡礼】第三回 西国三十三観音霊場巡礼を終えて 四国八十八ヶ所より歴史の古い西国三十三観音霊場。 二府五県の広範囲にまたがるこの古寺巡礼は正に民間信仰の厚さと歴史を感じる巡礼となりました。 各寺院の荘厳な佇まい、その境内に流れる空気は永い年月と厚い信仰が作り出したものであります。 本堂、多宝塔、山門等の建造物群。また各寺院のかつて存在した「講」。門前町の発展等々 正に日本文化の凝縮をこの霊場の随所で感じられました。 印象的だったのは早朝の清水寺。 遠くから本堂を望むと本堂の檜皮葺の屋根の勾配が僅かに円くなってました。これは「むくり屋根」と言って屋根と建物を美しく見せる日本建築の匠の技です。 普段は観光の人が多く訪れるお寺もゆっくりとお参りが出来、新たな発見が多々有りましたことが大きな収穫となった今回の巡礼でした。 そしてご同行頂きました皆さんが長く遠く大変な旅でも「お参りの旅だから」という気持ちを持ち続けて、三十三ヶ寺を巡られ全てのお寺にて一生懸命に観音経偈文をお唱えされて居りました。 それは正に「一心稱名観世音菩薩」の有り難いお姿でありました。 合掌 【西国三十三観音巡礼】第一回 前編 後編 【西国三十三観音巡礼】第二回 前編 後編 【西国三十三観音巡礼】第三回